October 29 2025

東京TDC賞2025入選!

国際アワード「東京TDC賞2025」に『田中』の新ロゴが入選しました。また合わせて先日刊行された「年鑑 Tokyo TDC Vol.36」に掲載されました。

「東京TDC賞 2025」には世界各国から3,590作品(国内1,636作品、海外1,954作品)の出品があり1次審査、実物での最終審査を通過したロゴマークからブランディング、サイン&パッケージ、ポスターデザインなど486作品が収録されています。

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October 27 2025

天才とは?

横浜美術館で佐藤雅彦展「作り方を作る」。

そうあの、ピタゴラスイッチの、バザールでござーるの、ポリンキーの、スコーンの、ドンタコスの、ピコーの、そしてだんご三兄弟の佐藤雅彦。広告業界の長嶋茂雄のような天才的なスーパースター。

何故天才なのか?東大卒の持って生まれた頭脳は明白だが、この佐藤雅彦の何が天才なのか?
頭脳の良さだけではクリエイティブは生まれない。
それはひとえに日常の洞察力だろう。誰もが眼にする日常の光景からいかに多くのことを感じとれるのか?感じとる準備ができているのか?我ら凡人が平気で見過ごすヒントを圧倒的に拾い上げる力。そこが天才的に違うのだと思う。

例えば、銀座でクラブのママさんたちふたりが誰かを店先で見送った後、会話しながらのすれ違いざまに「山さん、パキスタンだって、パキスタン」という言葉が聞こえてきたらしい。普通の人には何の変哲もなく聞こえるその会話から生まれたのがあの「ドンタコスったらドンタコス」。
また会議で誰かが言った何気ない「パンパカパーン」がJR東日本で小泉今日子の「ジャンジャカジャーン。」。

佐藤雅彦の「作り方をつくる」その作り方は、常に頭のスイッチを入れた状態で、日常に耳を澄ますこと。
アイデアのヒントは特別なところじゃなく、すぐ近くの日常にある、ことを改めて教えてくれる。

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October 25 2025

福武教育文化賞

本日午後から2025年度福武教育文化賞の贈賞式が開催されます。受賞された皆様、誠におめでとうございます。
今年度も新聞広告全5段をはじめ、パンフレットや賞状などのデザインをさせていただきました。

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October 21 2025

永瀬清子二十四節気ポスター展

詩人・永瀬清子の生家を尋ねました。
現在、永瀬清子の詩に私たちの写真とデザインをあしらったポスター展『二十四節気ポスター展 ―宇野バスの車窓から―』が開催されています。

NPO法人永瀬清子生家保存会の横田都志子理事長と作家の真理子さんにより、和のお部屋にマッチした絶妙で素敵な展示空間にしていただきました。

12月7日(日)14時からはポスターが出来上がるまでの秘話を語らう「おはなし会」も開催されます。

前半の会期も残すとこあと1週間弱。清子の詩と写真が織りなす季節の移ろいを、生家でご鑑賞ください。

『詩人・永瀬清子/没後三十年
二十四節気ポスター展 ―宇野バスの車窓から―』 
◇会期:2025年9月5日(金)から12月23日(火)まで※水・木休館
    ※前期9/5〜10/28, 後期10/31〜12/23
◇会場:詩人永瀬清子生家(岡山県赤磐市松木691)

◇おはなし会:2025年12月7日(日)14:00-15:30
田中園子(写真)×田中雄一郎(デザイン)×横田都志子
◎参加費:2,000円(ドリンク付き・ポスター展入場料込み)
◎定員:25名(要予約)
〈問い合わせ・予約〉メール:0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp 電話:070-3783-0217

◇主催:NPO法人 永瀬清子生家保存会
◇協力:宇野自動車株式会社

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October 20 2025

美をつくり、字をつくる

先週の大都会・六本木から打って変わって今週は雲海で有名な岡山県美作市の大芦高原へ。
人と人のつながりを古い言い方で言えば、東京砂漠からまさにオアシスへと言った具合だろうか。

日本の最小行政区画「小字」。ここ字大芦でまちづくりならぬ「字づくり」に果敢に挑む素敵なご家族と囲炉裏を囲む。地元の棚田で仲間たちと作ったお米と自宅の畑で作った野菜、そして裏山で狩猟し、自ら捌いたジビエ(今回は猪の角煮と鹿のローストビーフ)が食卓を彩る。
「字づくり」においてデザインで何ができるのか?我々も楽しみだ。

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October 16 2025

学習院大学オープンキャンパス!

GAKUSHUING!
Tradition and innovation evolve with you:
that’s GAKUSHUING.
学習院大学と、高みへ

今週末は今年度2回目のオープンキャンパスです。

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October 10 2025

学習院大学新学部設立キービジュアルデザイン

我々の気迫が台風を東京から遠退かせたのかどうかはわかりませんが、無事プレゼン終了。
不死鳥は新たなフォーメーションへ。

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October 6 2025

建築 藤本壮介

六本木の森美術館で藤本壮介展。

藤本壮介という人は、歴史、伝統、文化や気候風土、そして他者の前に謙虚でありリスペクト精神(想像力)を備えた建築家である。
それらを単なる知識として得るのではなく、受け止め、飲み込んでいく。自分が主張するのではなく、ひたすら聴くのである。建築をつくるとは「聴く」ことなのだ。つくり出すという以上に、多様な要素を見いだすということ。

AかBかの二元論ではなく、AでありBである。もっといえばAからZまで様々なものがあり、相互に関係を持ちながらグラデーションをなすように有機的に共存する。
矛盾を超えてそれらが美しく溶けあい、響きあうそのさまこそが建築の持つ力だと。
つまり自然のような、もう少し具体的に言えば森のような、多種多様な生物が豊かな関係性で成り立っている、そんな建築を目指している。

伊東豊雄は「部屋でなく場所をつくる」とよく言う。建築は建築を超えて「場」となり得る。統治、法、所有、機能が分かれる以前、つまり天皇がまだない農耕社会以前、人間が自然の恵みに対して純粋無垢で共同性を持ち合わせていた頃のような「人々のための場」を創造し、人と場を結び合わせる眼差しを注ぐことこそが、彼の考える未来への建築であろう。

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September 4 2025

永瀬清子二十四節気ポスター展

詩人・永瀬清子/没後三十年
二十四節気ポスター展
―宇野バスの車窓から―
写真/田中園子 デザイン/田中雄一郎

宇野バスの車内で、2021年の夏至から1年をかけて掲載された24節気のポスターが清子の生家で展示れます。

12月7日(日)14時からはポスターが出来上がるまでの秘話を語らう「おはなし会」も開催されます。
写真:田中園子×デザイン:田中雄一郎
(ファシリテーター:横田都志子/NPO法人 永瀬清子生家保存会 理事長)
◎参加費:2,000円(ドリンク付き・ポスター展入場料込み)
◎定員:25名(要予約)
〈問い合わせ・予約〉メール:0217@nagasekiyoko-hozonkai.jp 電話:070-3783-0217

清子の詩と写真が織りなす季節の移ろいを、生家でご鑑賞ください。

2025年9月5日(金)〜12月23日(火)*展示替えあり
前期:9/5−10/28,後期:10/31−12/23

詩人永瀬清子生家 清子の家(岡山県赤磐市松木691)
休館日:水・木
開館時間:10:00-16:00(最終入館15:30)
観覧料金:一般1,000円 ※17歳未満無料

主催:NPO法人永瀬清子生家保存会
協力:宇野自動車株式会社

フライヤー制作
アートディレクション/田中雄一郎 デザイン/田中野々花

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2025.7-8
2025.6
2025.4-5
2025.3
2025.1-2
2024.12
2024.9-11
2024.7-8
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