July 29 2025

秋田県小坂町と岡山

とある仕事で小坂鉱山で有名な秋田県小坂町に行ってきました。今では山間ののどかな町でしたが、小坂鉱山は明治40年には鉱産額日本一の大鉱山に発展。それに伴い秋田県内最初の電気利用、上水道施設、電気鉄道、県下一の総合病院「小坂鉱山病院」、東北一の劇場「康楽園」など鉱山を基盤として小坂町はまさしく文明開化の最先端を突き進んでいて、当時秋田市に次ぐ県下第二の都市だったようです。
そして意外にも千キロ以上離れた岡山と縁があることに驚きました。

官営だった小坂鉱山を明治17年に引き取ったのは児島湾干拓で有名な藤田伝三郎が興した藤田組(現DOWAホールディングス)でした。
また小坂鉱山鉄道で使用されていたディーゼル機関車は、岡山県の柳原鉱山も同和鉱業(現DOWAホールディングス)が経営していた関係で、片上鉄道(柵原鉱山鉄道として運営)が使用していたものを転入したらしいです。

これだけ遠いところに岡山という文字が何箇所か出てきたことが岡山県民としてどこか誇らしかったです。

江戸末期から明治・大正・昭和にかけて一大産業で栄華を極めた町も資源の枯渇と環境汚染により、衰退ではなく正常に淘汰され、自然の威力でもとの姿に戻り、ある意味、人間は護られたのですね。
明治に入り、北東北の静かな町に近代化という欲望と間違った理想が突然襲ってきただけで、幻想から目覚めたこの姿こそ、本来の小坂の町なのかなと思いながら、流行りのクマ出没の心配を除けば、とても居心地の良かったこの町を名残惜しく後にしました。

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July 27 2025

青森ねぶた祭

青森の街も今週末から「ねぶた祭り」です。
内陸の弘前は「ねぷた」で海沿いの青森は「ねぶた」と言うらしいです。どちらも「眠てぇ」から来ているようです。
しかし「ねぶた」の美しさと創造性には圧倒されますね。絵画であり、グラフィックデザインであり、建築であり、彫刻であり、音楽であり、舞踊であり。それぞれの想像力が見事に結託している。
また日本の祭りとしては珍しく特定の寺社と結びついた祭礼ではないのも特長の一つです。

一年でもっとも熱くなる青森の街から、少しパワーを分けてもらったような気がします。

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July 27 2025

12年ぶりの青森県立美術館

お久しぶりです、シャガールさん。
相変わらずデカいですね!

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July 27 2025

青森駅夏景色

夜行列車で来た訳ではなく、雪の中でもないし、北へ帰る人の群れもなかったけど、青森駅にはなぜか旅愁や郷愁を覚える。
昭和の時代、本州、九州、四国すべての国鉄路線がここに収斂されていたことを考えると、胸がゆすられる。
青森駅はやはり日本人の心の終着駅だったのかもしれない。

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July 26 2025

弘前ねぷた祭り

幸いにも熊と遭遇することなく、秋田の山奥での仕事を終え、弘前に出てきました。
弘前は来週末からいよいよ「ねぷた祭り」です。

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July 20 2025

野の花農園シーズン2025、開演!

ご家庭用、お得なシャインマスカットの店頭販売もしています。
今年も少しだけデザインを手がけてます。

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2025.6
2025.4-5
2025.3
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2024.5-6
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