August 30 2023

尻海風土記館

瀬戸内市尻海に、何やら不思議な空間ができつつあるようですぞ。ロゴタイプをデザインしました。

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August 21 2023

参議院議員会館

本日、なぜかこちらを視察。
いや〜色んな意味ですごいわ〜。

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August 11 2023

シャインマスカット絶賛出荷中!

野の花農園のシャインマスカット。今年も「おいしい温度」になりました。
世の中はちょいと暑すぎますが…笑
全国へ絶賛お届け中!

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August 10 2023

中之町商店街商人リスト「食堂やまと」

言葉で伝えるというデザイン。

中之町商店街ウェブサイト「商人リスト#35」がUPされました。

今回取材と執筆をさせてもらったのは、食堂「やまと」です。
「やまと」の味は今さら語る必要のないほど、人口に膾炙(かいしゃ)しています。岡山人にとってはもはやソウルフードを超えた存在で、おふくろの味のようなどこか郷愁を覚え、ノスタルジーに浸れる心の拠り所と言えます。

創業者の味を二代目大将・大和信一さんと三代目で息子の裕一さんが守り続け、いや進化させ続けています。
老若男女から70年以上支持され続けている「食堂やまと」の至高の魅力を探ってみました。
(敬称略)

WEBデザイン:西田美穂 撮影:田中園子

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August 9 2023

デザインとは発見である。

東京国立近代美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア」展。

ガウディが弟子たちに残した言葉の一つに「人間は何も創造しない。ただ発見するだけである」とあります。
デザイナーも同じで、僕の場合は日々創造していると言うよりは、クライアントの活動や考えの中から形や色、言葉などを発見することがほとんどで、それが仕事と言っても過言ではありません。

さらにガウディは「新しい作品のために自然の秩序を求める建築家は神の創造に寄与する。」と言っていますが、僕も長年デザインの仕事をしていて、大袈裟のようですが「神の創造に寄与する発見」に近い発見をすることがあります。
特にロゴマークをデザインした際に起こるのですが、依頼を受けた時点で、見えないクライアントの無意識な要望と社会、自然の摂理とが合致した超純水のような地下水脈が存在していて、それを私利私欲を捨てた上で、様々な視点から観察して、熟慮して掘り当てる、つまり発見した時に、それはとてつもない純度のパワーを持って美しく湧き出ます。
でもみたことない形だとか、デザイン的に優れているとかでは決してなく、あたかも昔から存在していたかの如く、自然の一部のようにすうっと社会(受益者)に浸透するのを感じます。人間社会と一緒で本当にいいものは気付かれにくい。

ガウディは自然を「偉大な書物」と考えていたようですが、デザインや建築に限らず「自然」と言うのは秩序に厳格なため、もしかしたら人間が共存する上で一番不得意な相手かもしれませんね。

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July 23 2023

Cai-Guo-Qiang

六本木の国立新美術館で蔡國強。
とにかく爆発が炸裂で猛烈に良かった!
あえて詳らかにしませんが展示空間にも圧倒されました。これはおすすめです。

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July 17 2023

中之町商店街〜楽しかった商店街を自分たちの力で取り戻す〜

片山理事長を船頭に積極的に店舗誘致をしたり、空き店舗を活用したイベントなど、若い人理事さんたちが団結して新たな試みをたくさん行っていますね。デザインさせていただいたブランドマークやブランドコピーも皆さん大切に使ってくれています。うれしい限りです。

原研哉さんのご紹介で片山さんと知り合ってはや4年。お会いする度に熱い想いを語ってくれました。
私の一方的見解で恐縮ですが、片山さんの想いを勝手にまとめてみました。片山さん、間違ってたらごめんなさい。笑
少々長くなりますが、お時間ある方はお付き合いください。
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『楽しかった商店街を自分たちの力で取り戻したい』

今年3月中之町商店街の一角に無印良品のポップアップ店がオープンした。この無印良品の商店街誘致に尽力したのが協同組合中之町商店会(以下「中之町商店街」という)の片山進平理事長だ。無印良品側と幾度も交渉を重ねつつ、地権者とも交渉を重ね、七転八倒を繰り返し、ようやく実現した。まさに片山理事長の努力の結晶である。
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「地域のつながり、心のコミュニティを取り戻したい一心」
「自分たちがここで育って、楽しかった商店街を自分たちの力で取り戻したい。」という熱い想いを掲げ、片山氏が二度目の中之町商店街理事長に就任したのは今から4年前。
昔を再現したい訳でも、新しい未来型の商店街を目指している訳でもない。姿形ではなく、地域のつながり、心のコミュニティを取り戻したいとの一心だった。
しかし何よりもそれが一番難しい。根付いた老木の根はそうやすやすとは抜けない。人間同士のことだから長年近くで商売をやっていれば関係もギクシャクすることもある。また商売がうまくいかなくなるとどうしても卑屈になり非協力的になるし、地権者が高齢化すると現在のこと、自分のことで精一杯。将来を考える余裕すらなくなるのも致し方ない。
さらに県外に転居した地権者は子どもに相続して関与しなくなるし、その子どももどうして良いかわからない。また資産に余裕がある地権者は積極的な店舗活用を考えていない。そんな地権者たちは当然ながら商店街の将来像など頭にないだろう。
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「商店街が衰退の本当の理由」
実は全国の商店街が低迷している一番の原因はこの点にあるようだ。街なかの商店街は近年モータリゼーション化に伴う郊外型大型ショッピングモールの林立のせいで低迷したと言われているが、そんな要因よりも何よりも商店街地権者同志の確執と地権者の街への無関心さが最大の要因のようだ。
そんな状況下において、自分が積極的に関わり、地権者の考えを良い方向に少しでも変えて行かなければ、中之町商店街の未来はない。理事長としての強い決意であり、重責な任務だと感じたのだろう。
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「泣きそうになった地権者からの信頼」
中之町の一角で、ポテンシャルがありそうな路地裏のとある空テナント。そこをどうしても再稼働させたくて、条件面でのハードルが高いと言われていたその空テナントの地権者に、弁護士を通じて会う約束をどうにかこぎ着けた。
お会いして先方の第一声が「(理事長にしては)お若いんですね。」弁護士がセッティングをしたので、事前に話す機会がなかったため、初めて会う片山理事長の「若さ」に驚かれたようだ。それから中之町の将来に対する熱い想いを1時間半くらい話をしたらしい。持ち前の愛嬌の良さも相まってか、地権者の表情が次第に和らいできたのがわかった。最終的にその空テナントを再稼働させる方向で同意をもらった。さらに「片山さんは信頼できる方だと感じましたのでお渡ししておきます。」何と鍵を預からせてもらうことができた。20年放置された物件を不動産会社の人間でもなく、ましてや宅建資格も持っていない自分に大切な鍵を預けてくれた。想いが伝わった!自分は間違っていなかった!さすがにこの時ばかりは泣きそうになったと言う。
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「失敗から学ぶ」
ここにたどり着くまでは紆余曲折があった。最初の理事長就任は30歳。当時全国商店街振興組合連合会で日本一若い理事長だった。中之町商店街の自立を目的に「まちづくり会社」を設立し、社長を兼任した。主な業務内容はレンタルスペース、マルシェの展開。近隣の高松市丸亀町商店街のまちづくりを参考にしようと始めたが、自分達の無知・未熟、合意形成の難しさ、そして事務員の不祥事などもあり、わずか3年で解散に追い込まれた。その責任を取り、中之町商店街理事長の役も辞した。
間違いなく、挫折だった。一時は人前であいさつもできなくなるほど、精神的に参ってしまった。一旦中之町から離れ、山陽SC開発に就職し、商業用不動産の賃貸を支援する業務、リーシングの仕事を始めた。
そこで大きな組織の中での事業の進め方を学んだ。本格的に地権者相手に実務をこなし、不動産開発のスキルをさらに磨くことができた。今思うと中之町のことをまだまだあきらめていなかったのかもしれない。この経験があったからこそ今回、大企業である無印良品を相手にスムーズに交渉ができたのではないだろうか。
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「“ここでしか手に入らない、あなたじゃないと作れないもの”」
中之町商店街のアーケード下のメインストリートに面する店舗をすべて埋め、空き店舗ゼロとすることを目標に掲げている。現状はすでに9割を超えていて、中之町は表町商店街の中でも空き店舗が圧倒的に少ない。しかしただ空き店舗ゼロを目指してる訳では決してない。「きっちりとした商売をしている人たちで埋めたい。」と片山理事長は譲れない想いを持っている。
心斎橋筋商店街、三宮センター街、福岡天神・新天町商店街などは確かに空き店舗も少なく賑わいを見せている。しかし、その多くが全国的規模で複数の地域に展開している飲食店や小売企業などのナショナルチェーン店だ。そうしたメジャーな商店街は人通りが多いため、高い賃料が設定できる上、インバウンド客もターゲットにしているため自ずとナショナルチェーン店の入居率が高くなる。そうするとその地域、その商店街としての特色や独自性は薄くなり、風景として全国均一化されていく。これは姿形は商店街だけど、実態はショッピングモールに近いと片山理事長は分析する。
だから今回のコロナ禍のように、ひとたび負の要素が入ってきて、採算がとれなくなるとナショナルチェーン店はお構いなしに撤退する。商店街としてきっちりとした理想像や明確な方向性を持っていなければ、こうして脆くも崩れ去ることを目の当たりにした。
だからこそ中之町商店街では商人の顔がしっかり見えて、ここでしか手に入らない商品とか、あなたじゃないと作れないものとか、他にはない、他では味わえないサービスができる人やお店を誘致していきたい。しっかりと中之町という土壌に根付いてもらえることが大切かと。
今回誘致した無印良品に対しても商店街ならではの土着化した新しい無印良品を展開してくれることをお願いしたようだ。「商店街の無印はちょっと違うよね!」と言ってもらえればうれしい。
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「表町ではなく中之町」
表町商店街の誕生は戦国時代末期、宇喜多秀家が岡山城とその城下町を整備した際に、備前国内から選りすぐりの商人を集め、山陽道沿いに住まわせたことが起源となっている。
今まで中之町を含む表町商店街にはチューリップを象ったフラッグが一斉に掲げられていた。しかし中之町とチューリップの因果関係はそれほどない。表町商店街は中之町を含め8つの商店街から形成されているため、自ずと各商店街の雰囲気や歴史、そして課題は違ってくる。だから同じ取り組みをしても仕方がなく、それぞれ課題が違うのでそれぞれに適した取り組みや事業をした方が効果的だ。
中之町には中之町の歴史、成り立ちやアイデンティティがある。それを可視化、形にするために、中之町の土壌をもう一度耕す感覚でブランディングを行った。そうするとこれからしなければいけないことが見えてきた。
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「人と人の『中にある街』」
時代とともに街は変わる。当然自分達も変わる。しかし400年間連綿と受け継がれた商人魂はそのままに、お客様一人ひとりへのおもてなし、触れ合いを大切にし、品物とともに心を届ける商人でありたい。同時にここ中之町で商いを営んでいるという誇りを胸に刻んで歩んでいく。
中之町はこれからも引き続き、お客様の想いと自分達の商人の心を交差(クロス)させながら、お客様に新たな価値と、たくさんの「うれしい」「たのしい」をプラスできる「商人の街」であり続け、次の時代に向けて岡山の「真ん中」で、人と人の「中にある街」として進んで行く。
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片山進平(かたやましんぺい)
1980年岡山市生まれ。内山下小学校、丸の内中学校、岡山操山高校を経て大正大学文学部国際文化学科に入学。一年間カナダUBC大学に交換留学。卒業後、ユニクロに2年間務めた後、25歳で帰郷。母親が経営する株式会社カタヤマに就職。MERCURYDUO岡山一番街店、FILA shop KATAYAMAの店長などを経て、30歳で代表取締役社長に就任。

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July 11 2023

「不滅のデザインルール」に掲載されました!

パッケージャーの植田阿希さんが企画・編集された「不滅のデザインルール〜圧倒的な感動を生み出すアイデア群(SBクリエイティブ)」で、永瀬清子の二十四節気ポスターをご紹介していただきました。巻頭インタビューは尊敬する、葛西薫さん。

植田さんは日本では数少ないパッケージャーとして、海外出版社向け国際共同出版物及びステーショナリーの企画・編集・制作に携わっておられ、ビジュアル書としてこれまでに手掛けた書籍は国内外で100冊を超えるようです。

全国の主な書店で販売されていますので、是非!

『永瀬清子の二十四節気ポスター』
制作:宇野自動車株式会社
編纂:NPO法人永瀬清子生家保存会
写真:田中園子

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July 9 2023

住まい夢フェア

コンベックス岡山で開催されている「住まい夢フェア」。なんば建築工房さんのブースデザインのお手伝いをちょこっとさせていただきました。
明治20年創業、5代目・正田社長自らがお出迎え。
鉋削りの体験もできますよ!本日17時まで。

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2023.6
2023.5
2023.4
2023.3
2023.2
2023.1
2022.11-12
2022.10
2022.8-9
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